保守の原動力とは何か。
それは過去の重大な過ちを二度と起こさない事にほかならない。
本物の革新者と偽物の違いは、少なからずゴールが明確で、
是が否でもではなく、
是が是であるプロセスが継続して描けているか否である。「
是か否でも」
のパターンに入った時点でそのゲームには十中八九負けているので
ある。株投資やパチンコで失敗する様、あるいは、
かの
大東亜戦争の最後に至るまでのプロセスなどを想像すれば説明
に事足りるだろう。人は失敗体験を都合よく忘れ、
成功体験を都合よく思い出す。
自分の資産が目減りしていることをなかなか認められないのである
。
思考の発散を纏める事に人間の知恵(遂行能力)の意義があり、
その積み重ねによって真の民主主義たりえる。社会、
仕組みが漫然と構築されていく。そう私は信じている。
時間がかかるのは当たり前であり、
等価な資産が必要な事も意味する。
時々借金取りに追われたような君らまがいものの革新者風情が、
まっとうな根拠なく、時間がないだの、値段が高いだの、
内製化を諮るだの言ってくる。
エセ革新者たちよ。
士農工商広告よ。これだけは言っておきたい。
君達がまず滅びる事こそが、革新への近道なのだ。
君達は自分の資産が危険にさらされたことがあるだろうか。
残念ながら僕にはあるんだ。君達エセ革新の踏み台にされてね。
君ら気づいてもいないだろうけど。ああそういえば「
たいしたことのない粗末な踏み台だったなあ」
位は言われたことあったなあ。真顔で。
だから君達が余程の革新者じゃない限り、
やぶさかではなく協力するつもりはない。
付近で起こっている
イノベーションは、
まず僕の資産を護るために使うんだ。
踏み台にしてきた君達のためじゃない。
まずその前提を踏まえるべきだ。
君達の言っていた
満州は、フロンティアじゃなかったんだ。
僕はその前提がわかっているかどうかで仕事上のパートナーたりう
るかどうかを判断している。
すくなくとも僕が体験した先の太平洋戦争から
講和条約までの流れ
を経て、それがベストと信じる事ができるんだ。
それを保守というんだ。