英語に積極的になる

現地では無論英語が話されていて、セッションでも英語、基調講演でも英語、ランチでも見知らぬ人と英語。飛び交う質問も英語。(しかも積極的に質問するのは決まってインド人でなまりが酷くて何言ってるのかひとつもわからん。人の事言えないが。)

旅行程度の会話なら片言の英語でもなんとかなるもんだが、技術的な思考内容をやりとりするのは今の僕の能力では厳しい。かなり距離を感じる。ハンズオンのようにコンソールやソースでやりとりする分には慣れていてかつ集約された言語だから英語に比べればわかるところはコンピューターのいいところだけど、やはり「雰囲気」とか「理由」とか「変遷」とか「冗談」とかいう「ノウハウ」に直結する事は生言語でないとスピーカーや聞き手も言わないし伝わらない。

一方で思考を巡らせるには日本語は有利だと思う。複雑で玉虫色になりかねない語彙を少ないバイト数で練り上げていく。それ自体は気持ちのいい事だし、反対により鬱屈していくらでも沈んでいくこともできる。と勝手に信じている。気持ち悪く見える人はこの上なく気持ちよさそうな顔をしているじゃないか。

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また、英語と思考が直結しないと、聞く側では頭に内容が入っていかないし、話す側でも一々変換してアウトプットしてるのだとボトルネックになって言いたい事が詰まって何をいいたかったのか忘れてしまう。この直結パスを何本持てるかをテーマに遅ればせながら英語に積極的になっていこうと思う。