岳を読む

ファミリーキャンプをこの１年かけてやっているのだが、実は行き着く先は山だと思っている。山はきっと、深い。そうおもって「岳」を職場の方に借りた。

ファミリーキャンプは２つ終わりがあると思っている。ひとつは道具を一通り揃えてしまうとそれほど広がりがないということだ。もうひとつは子供が中学生にでもなるころに一緒に行ってくれなくなる。この二つをふまえた上で、１つのゴールは雪中キャンプだと思っていて、雪中キャンプをするにはそれなりの装備が必要だし、期限としては子供が小学生の間と決めてなんとか実現しようと思っている。

岳 9 (ビッグコミックス)
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その後だけれども、やはり山にあるのではないかと思っている。山は、簡単に登ることも、難しく登る事も出来る。バリエーションもある。優しさも厳しさもある。死ぬかもしれない所に身を置く事で、生を感じる。自分の力を思い知る。そういう事をすべて含んでいるのが山じゃないかなと思っている。「岳」はそれを感じる事が出来る数少ない漫画だ。