三井ハイテックの創業者が亡くなっていた
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三井ハイテック、創業者遺族に高額弔慰金14億円
精密金型製造の三井ハイテックはこのたび、創業者で昨年死去した三井孝昭前会長の遺族に14億4000万円という異例の高額弔慰金の支払いを決定したた。4月21日の株主総会の決議で正式決定。
これまでは、創業者への弔慰金として、パナソニックの松下幸之助氏に約11億円が払われた例などがある。
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三井ハイテック!!!の創業者、亡くなっていたのか!
大変マニアックな話で恐縮だが「電子立国日本の自叙伝」を僕は何度も何度も何度もiPodで見返しているので、この三井さんには年に一度はお会いしている感覚。妄想レベルでね。軽妙な関西弁で「俺はツイとる」とNHKスペシャルで宣った方はこの方を置いて他にはいらっしゃらないだろう。
私が昨年の米国出張で西海岸を訪れモフェット海軍基地をフリーウェイから眺めた時、この三井社長が頭に浮かんだ。彼は3坪の土間、3人の従業員と3台の万力から操業し、ある日アメリカの見聞旅行に飛び立ち、モフェット海軍基地の金網の近くに落ちていたリードフレームに出会うのである。
それがきっかけで、売り上げ数百億の半導体関連部材メーカーに成長する。
モノを作る哲学の凄さと先見の価値を考えたら、創業者遺族に異例の高額弔慰金が支払われるのも納得がいく。そんな社長だったように感じる。