浜崎あゆみさんのパナウェーブ化について

興業には鮮度がある。鮮度を未来永劫持続することができれば、それは宗教へと結実するのであろう。そしてそれができないものは、かくのごとき身を切るようなネタで末期を緩やかに迎えなければならない。

浜崎あゆみ襲ったダブル「悲劇」 難聴に加えて「姉」と慕う人物が亡くなっていた

歌手の浜崎あゆみさんは、左耳が聞こえないことを告白したのと同時期に姉と慕う人物が亡くなっていたことを、2008年6月28日のファンクラブ専用ブログで明かした。
「姉貴」の死、スタッフの判断で知らされなかった
浜崎あゆみオフィシャルウェブサイト
「まず。
これは迷った。うん、今も迷ってる。
けれど、伝えようと思う」

私はこの浜崎あゆみさんには全く詳しくないのだが、思春期を歌いあげるには厳しい年齢だとしてもその興業にぶら下がる○○組関連の方々を生かし続ける為にはいたしかたない自演もしくは自虐ですね。わかります。パナウェーブの教祖が「自分はガンでもうすぐ○○が××」とか車中で言っていたあの光景がよみがえったりする。

ところでイスラム教は個人崇拝を禁止している。個人崇拝の形をとると維持するのが難しくなるからだろう。とはいえ、いかに教義優先指向に大衆を持っていくかは技術的に非常に難しいと思う。興業のように、情熱を刺激するものというのは熱しやすく、さめやすい性質のものであるからそれを如何に維持していくか、もしくは見切りをつけて次のネタをどんどん出すか、そのくらいしかないのだなぁと思わせる出来事だった。


熱狂扇動の天才、アドルフヒトラーにやられた人の僕の好きな談話。
■ドイツの元社会民主党員 / 女性 @映像の世紀:第4集 ヒトラーの野望 まとめサイト

人々はナチスに対し全く無批判でした。精神の自由など、大多数の人々にとっては価値のある概念では全くありませんでした。ナチスに疑いを差し挟むと次のように反論されました。「ヒトラーの成し遂げたことをぜひみて欲しい。我々は今ではまた以前のように大したものになっているんだから。」ヒトラーが失業問題を解決したという事こそ、私たちにとって重要な点だったのです。


興業の世界に生きる妹が心配な兄なのであった。