Eye-Fi

Eye-Fi USB Adapter

半年くらい前からいろんなWEBで見かけていたEye-Fiアメリカ滞在中に絶対買っておきたいと思っていたのだが、運よくGETできた。実際アメリカで買ったお土産の中では群を抜いて満足感のあったグッズだ。

なにができる代物かは他のサイトに譲るとして、ソフトウェアを作り上げる者としての要点をいくらか挙げる。

コンフィギュアだけはPCを解して、あとのアプリケーションの仕事は全てハードの中にビルドインされているところが素晴らしい。汎用で自由がきくが故の不自由さから見事に脱却している。

HAHAHA「我々はもう何もしなくていいのです。」というメッセージが聞こえてくる。

「何もしなくてもいい」の演出にWEBでシンプルでリアルタイム、わかりやすく、ワクワクさせるコンフィギュア。ハードを触っている感じは皆無で、見せ方がシンプルなのに中では結構面倒臭いことをやっている。グランドデザインありきのソフトウェアだとはわかるが、この領域まで持っていくのは凄い。多分、「いかに隠蔽するか」からでは辿り着けなくて「どうあるべきか」でないとなしえないのだろう。

『Eye-Fi』が示す未来:デジカメをWi-Fi対応にするカードの可能性@WIRED VISION

「最初、Atheros社はわれわれのことを知らなかった」とKoren氏は話す。「ソフトウェアもハードウェアもまだベータ段階だったが、われわれはAtheros社にチップをぜひ使わせてほしいと頼んだ」

理想があり、それを実現できる要素を見つけだした箇所についての記事を見つけたので引用する。若干脚色されているかもしれないのだが、始まりと終わりが綺麗に繋がっている様をみると感嘆する。

こんなものを作ってみたいものだ。