学歴主義者

私は会社の人材採用に関しては学歴主義者です。思考停止と思われるかもしれませんが、イチロー的に言えば学歴主義とは確率論であって、確率によりパフォーマンスが担保されるものと信じています。高校・大学受験の際に学校のレベル分けが「偏差値」で表されるのは「ひとつ上の学校が偏差値○分上」であることをみるのではなく、「上位○パーセントがこの偏差以上」であることを捉えやすくする為の表現ではないかと妄想しています。

仕事の形態によって学歴主義によるパフォーマンスが有効にならない場合もありますが、特に人の上前をはねるような業種には必要と感じています。誰でもできるが面倒で気の遠くなるような「黒子」の役回りを延々とこなすような仕事には学歴主義は不向きです。それが私が前の会社で学んだ事でした。

そういう前提が抜け落ちた「学歴社会の無常」「ロハス」「エコ」「のびのびと自由に育てたい」を訴えるような輩にかかり、我が子がこういう職場に陥ってしまう可能性を否定できません。