国益保全=社会資本の維持

いま取り扱っている仕事は、東京下水道・水道局のような感じで社会資本の整備、維持管理が主たる目的である。残念ながら初期の設計の甘さから老朽化・肥大化が進み、あちらこちらから水が漏れ、管が破壊されている状態で実用に耐えうる状態ではない。

古代ローマでも肥大化した社会資本の老朽化を維持するのに苦悩している。ある水道橋遺跡には建設した皇帝、老朽化を補修した皇帝、そして一度閉鎖してしまった水道を再建した皇帝、3代の記名がある。

それだけ成し遂げる価値のある仕事であろうと、勝手に納得してやっている。そんなことを渋滞した休日の首都高小松川線で思った。とりあえず、先日のメンテナンスが無事終わり、それなりに効果があってよかった。