僕のSE感

SEという言葉は使う側にとって大変に便利であると思う。とくに発注者にとって。壮大に広がった整合性のない夢を現実に落とし込む作業。それが現実のSE作業。

イデアと知恵は違う。アイデアは着想であり、知恵とは遂行能力である。ステュディオスになれるのはその中庸が維持できた状態だと僕は考える。働く動機には知恵を使う事に喜びを感じる事が大いに寄与していると思うのだが、しかし俺の前に広がった現実はどうだ。

SEという言葉は「アイデアと知恵の中庸」という意味を醸し出す独特の魔力を持っている。工夫のないアイデアの連続を生み出して知恵の有用価値を下げ、下流工程の癇に障る。それが不幸の理由か。

以上、仕事の愚痴060211_09470001.jpg