ボルボン党

ネットサーフィンしてたら、北欧ジャズご招待キャンペーンってのが目にとまって、応募してみた。

そしたら、VOLVOディーラーから、「横山様」「横山様」「横山様」といやになるくらいOne2One化されたダイレクトメール&カタログが届く。しかも郵便でなくて、営業が直接持ってきた模様。やるきMAX。

ディーラーも必至だなぁ。と思いながらカタログを読んでると、むむむむこれはちょっと一度実車みようかな、いやみたい、みないとダメだ。とスタパよろしくV50のカタログがいや僕自身が自分を衝動に煽る。善は急げと、早速ディーラーにTelアポして、すぎポンヌ氏を誘って船橋へ。

ボルボンがどんな車か全然しらなかったのでその旨を営業に伝え、どんなラインナップか説明してもらう。どうやら数字が大きいほど偉いらしい。ラインナップは単純で、セダン(S)、ワゴン(V)、クロカンorSUV(XC)、オープン(C)、しかないみたい。

一通り説明してもらったあと、V50の営業トーク。えーそんなところにもビームがはいってるの?えーそのフレームのなかにまたフレームが…、いすの下までビームが入ってる?みたいなノリでこれ以上ないくらいに縦横無人フレームで構成される車。こんなやりすぎ度で作ってるんだから、ルーツは軍用に違いないと思って、ボルボンのルーツを聞くと、「鉄山を掘りまくって作ったベアリング会社」との答え。えー。すげー地味。気に入る。
内装も超シック。背伸びしているところがひとつもなくてカッコイイ。えっなんでこの樹脂こんなにプニプニなの、安全性のため…へー。えっなんでこんなところに鍵指すの、それも足を守るため…へー。えっこれ革張りなの?えらい地味じゃない?有害物質排除ですか、エコですかそうですか。

試乗。大満足。剛性&余裕感&癒し度&いなし度はゴルフV以上。高速走りたくなる。
「フォード・グループ共通グローバル・プラットフォーム採用=マツダ・アクセラと同じ。」では?との問いに、「メリケン野郎と一緒にすんなバーカ」的な期待通りの怒りのこもったお返事。まぁ確かにこれだけ強化してれば同じとは言えんわな。

帰るときにはすっかりゲルマン党からスカンジナビア党へ。

絵に描いたような、マーケティング戦略に沈む下衆の図。

マンセー


この歳でボルボン所望なんて、僕はあと、息子の大学卒業を待つくらいしかすることないんでしょうか。末期的。一応まだ26です。