パソコンは何がおすすめ?

最近ライカのズミクロンが気になる。前まではライカ自体、全く気にならなかった。コントラストがおかしくて嫌味な写真だと思っていた。でも、CONTAXで撮っているとよくわかる。ツァイスは、何か優秀すぎる。多分、ライカは写真、カメラの原点だ。写真とは何かがわかるんじゃないか、と甘い期待を抱いてならない。

まだ、写真の事が良く分かってないから上手い例えが見つからないが、あえて言うなら、PhotoshopPainterで描いた絵がツァイス、手書きのパステルとかカラーインクで描いた絵がライカ

車だと、いきなりポルシェを買って車のことがわかるのかっていう話。いや、乗ったことないけどね。中古のロードスター、Old MINIからはじめたほうがいいんじゃないか。

しかし、その原則から外れるものがある。それはパソコンだ。
パソコンをはじめるには何を買えばいいか。今までに何度も聞かれ、いつも困る質問だ。僕は究極的にMacがいいと思う。パソコンを使って何をやるかを考えるベクトルが一番正しい方向だと思うのがMacだからだ。しかし、能動でない人には決してすすめられない。それが難しい。大体、パソコンは何を買うのがいいのかアバウトに聞いてくる輩は概して能動的ではないからだ。

Macが使いやすいというのは嘘だ。Macユーザからスタートすることは苦行以外の何者でもない。北朝鮮に生を受けたような辛い毎日が始まる。機械的に使うには最低だと思う。だが能動的に使うのには非常に優れている。パソコンとはどういうしくみかを知るのには、環境的にMacは最低レベルにある。しかし、パソコンでどういうことができるか、それをどう生かすかを知っていくのには素晴らしいものだと思う。

パソコンの真髄は2面性をもっている。
ひとつは時間の圧縮。もうひとつは知的冒険。この2つの要素は近い方向で走っているがおそらくパラレルだ。これを上手く表現しているのがジョブズのこの言葉だと思う。