のんびりと

男女の悶々とした恋愛は、小中高校生の時が最も悶々とするのではないかと、実家の暗い納戸で捨てるに捨てられない手紙の類を読み返し、顔をゆがめたり丸くなって転がったりしたそんな正月を振り返る、しがないサラリーマン休日最終日。

最近はそんな手紙とかも携帯のメールになり、いくら保存しようと、CDに焼こうと、数年後に読み返すことができないだろう。そう考えるとちょっとさびしくなるものである。

さもしい理由でないものに、あらがう日々に戻りたいものだ。